招き猫あれやこれや 総合

招き猫はかわいいですね。かわいいだけではなく幸福を招くとして、昔から親しまれてきています。

 

右手を上げている招き猫、左手を上げている招き猫がありますがそれぞれに意味があります。右手を上げている招き猫は金運、幸運を招きます。それに対して左手を上げている招き猫は千客万来 といって、お客さんを招くといわれています。商売をされている人には欠かせない相棒です。

 

招き猫は古くから開運、商売繁盛、家内安全の縁起物として親しまれています。
そしてその手が耳より高い位置にある招き猫は、長い手でより多くを引き寄せることが出来るので、招く力がより強いともいわれています。
かわいいだけではなく幸福を招くとして、昔から親しまれてきています。

 

 

 

招き猫はその色によっても、違いがあります。
三毛ねこの招き猫は開運招福を祈願するもので一般的です。
白い招き猫は福を招き、黒い招き猫は病を防ぐ、家内安全、厄除けとして、金の招き猫は金運、商売繁盛を招き、
赤ねこの招き猫は無病息災・快癒祈願を祈願する時などと重複する項目もありますが、何を望むかで色を考慮してもいいかもしれません。

 

 

以下はウィキペディアからの情報と感想です。 

 

豪徳寺説
江戸時代に彦根藩の大名が善徳寺の木で雨宿りをしていました。そこで、一匹のねこが手招きをしたのでそれに引かれて寺に立ち寄り休憩をしていたら、その直後にその木に雷が落ちて命拾いをしたという説です。その木に雷が落ちたというのも別の説では雷雨を免れたというだけであったりもします。言い伝えですので、いろんな伝承があります。

 

自性院説
室町時代に戦で劣勢だった太田道灌が道に迷っていたら一匹のねこが手招きで自性院に連れて行きました。この事がきっかけで戦に勝利し、お寺にねこの地蔵尊を奉納したことから招き猫が誕生したという説です。

 

今戸神社説
そろそろ江戸の時代も終わろうとする頃、あるところに住んでいたおばあさんがとても貧しくて可愛がっていたねこを手放したそうです。その後夢枕にそのねこが現れて「自分の姿を人形にしたら幸せになると言ったのでそのねこの姿を今戸焼きの人形にして売ったらたちまち評判になったという説です。今では貧しさゆえにねこを手放すなど考えられませんが、その当時の人の苦労が少し垣間見えるようです。

 

その他にもいろいろな説があります。
共通するのはねこのおいでおいでの仕草でついていったら難をのがれたり、福をもらったりと縁起のいい話につながっています。今戸神社説は格好そのものよりねこの焼き物を作り福を授かったという話でちょっと異色ですね。

 

 

 

 

招き猫の姿はねこが顔を洗うときの仕草にも似ていますね。おいでおいでをしているようで、幸福もそれにつられてやってくるのではないでしょうか。愛くるしい招き猫がいれば、あなたの人生も好転していくかもしれませんね。