犬猫ペットショップ 犬

犬は、何か仕事をしてくれるわけではありません。しかし、犬がただそばにいるだけで、癒しというそれ以上のものを与えてくれます。
犬にはタマネギやネギ類を絶対に与えないでください。犬の血液中の赤血球のヘモグロビンを変化させ破壊する成分が含まれていて、加熱しても毒性は残ります。肉じゃがの残り物など与えたくなりますが、あげないようにしましょう。犬猫共通の注意事項です。
犬は、飼い主に従順なペットです。そして頭が良く、一度覚えたことは滅多なことでは忘れたりしません。また運動能力も優れていて持久力があるので、運動させて遊ばせていても人間の方が先にばててしまう事も多いようです。

犬猫ペットショップ犬のコーナー

人間と一緒に暮らすようになったのは、わかっているだけでも、今から約1万年も前のことだそうです。
獲物を捕らえたり、外敵が侵入しそうなとき、いち早くそれを察知して、吠えたり追い立てたりするので外敵の多かった時代には重宝された動物でした。
番犬や牧畜犬、猟犬など、人間の役に立つように古くから品種改良が繰り返されてきました。
生活が豊かになってきて、今では愛玩犬の人気が高くなっています。
室内で飼える小型犬は、古くから御三家としてマルチーズ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリアなどが有名ですね。
犬の種類は多く、世界では約700?800の犬種があり、国際畜犬連盟では337犬種を公認しています。
あなたはの愛犬は、どんな種類の犬か知っていますか。

 

犬の狩り

群れを作る傾向が強く、リーダーを中心とした序列があり集団で狩りをします。
その狩りは追尾型で優れた嗅覚により獲物を捜し追い詰めます。
走る速さと持久力の高さにより、集団で役割分担をしながら確実に獲物を捕らえます。
犬の祖先とされている狼の狩りは大きな獲物を狩るときは群れで行動し、長時間の追跡を行い、時速70kmなら20分間、時速30km位まで速度を落とせば一晩中獲物を追い回すことができるそうです。
犬もそのDNAを受け継いでいますので、身体的特徴や行動能力など似た部分が多く、一番の共通性は集団で行動するという点でしょう。
したがって人間と生活する時にもその集団のルールが適用されています。
リーダーには従順でよく言うことを聞きますが、下位と思われたら勝手気ままになり扱いに苦労することになります。
記憶がいいですので、途中でその立場を逆転させようとしても思うに任せないことになります。
小犬のうちに、飼い主がリーダーであると毅然として教える必要があります。
散歩の時など犬が先に歩き引っ張っていくのは、自分がリーダーと思っていると考えて間違いないでしょう。
犬ぞりレースなどの犬は飼い主など乗せてそりを引っ張っていきますが、訓練しているので飼い主との主従関係はちゃんとしています。
人間にとっては散歩の時など犬に引っ張ってもらったほうが楽かもしれませんが、主従関係が逆転してしまいますので気をつけましょう。

 

犬の目

犬の目を簡単に言うと近眼で色盲です。
しかし動体視力が優れていて、人間には難しいことも軽々とやってのけることができます。
よくテレビなどでフリスビー犬などの映像が流れますが、その卓越した能力には感心しますね。
エサなど一個一個空中でキャッチするなんてお手の物です。
たまにまねして自分でもやってみるのですが、うまくキャッチするのはなかなかできません。
ところで、犬は色盲とよくいわれますね。
赤色に反応するのが苦手のようで、色の明暗はわかっても色の識別はあまり良くないそうです。
同じ風景でも、犬と人間では違って見えているというのは不思議ですね。
普段は気付くことはないですが、強い光を受けた時や病気の時などには、眼球を保護するための角膜の表面を覆う、瞬膜という薄い半透明の膜があります。
まぶたと一緒に動いているのでじっと見ていてもわからないでしょう。
瞬膜は猫などにもあります。
犬が暗闇でも行動することができるのには網膜下にタペタムと呼ばれる反射層があるためです。
猫にもこのタベタムがあり、やはり暗闇で行動することができますね。
そのため犬も猫も暗闇の中では眼が光って見えます。
人間にもあったら便利ですよね。
夜になっても照明が必要ないなら、省エネルギーに大きく貢献できますが・・・。

 

犬の鼻

感覚のうち最も発達しているのは嗅覚です。
その嗅覚は人間の数万倍といわれています。
以前警察犬のテレビ番組をやっていたのですが、お風呂一杯の水量の中に一滴だけ臭いの元を入れて識別できるか実験したら成功していました。
人間にはとても真似できない優れた能力です。
犬の鼻の良さは、祖先が狩りをする時に臭いで追跡して獲物を取っていたために磨かれた能力でしょう。
この鼻で、縄張りの確認をしたり雌雄を判別したり食べられるものかそうでないかを判断したりして、いわばレーダーのような機能を持っています。
ご存知の方も多いことでしょうが、健康な犬は鼻が湿っていますね。
犬の鼻が湿っているのは、狩りをする時風向きを探る時に役に立ちます。
私達人間も風向きを調べたい時に、指を湿らせてどちらから風が吹いてきているのかやりますね。
人間の場合は感覚が鈍いのであまりはっきりした風向きはわからないのですが、犬の場合は風下から近づき自分の臭いを獲物に覚られないようにする狩の本能がありますので、人間とは比べ物にはなりません。
話は変わりますが、以前田舎の方に住んでいたのですが、飼っていた犬がよく牛糞などあるとその上に寝転んで体中にその臭いをつける行動をしていました。
汚いなと思いその都度注意していたのですが、一向に止める気配はありませんでした。
この行動も狩りをする時に自分の臭いを消して近づくために本能で行なっていたのでしょう。
他の犬を散歩させる機会があった時に、その犬も同じような行動をしていたので確信に変わりました。
みなさんはあまりそういう機会はないかもしれませんが、そういう一面もあると認識しておいてください。

 

犬の聴覚

犬笛の音を聞いたことはありますか。
たぶん聞くことができないと思いますが、犬はその音を聞くことができます。
人間が20kHzまでしか聞こえないのに対し、犬は47kHzの音まで聞くことができます。
その人間の聞くことのできない30kHzの音を出しているのが犬笛なのです。
人間には聞こえない色々な音が入ってきてうるさいだろうなと思いますが、生きていくためにより多くの情報を得るためにその耳は進化したのでしょう。
この高音域に強いとどんな便利なことがあるでしょうか。
それは高い音は遠くまで届き、直進性も強いという特性があることと関係します。
高音域の聴覚が発達しているために遠吠えする仲間、獲物や外敵などの探索や位置の特定に能力を発揮します。
犬の聴力は犬種による違いはほとんどないとされ、また、体の大きさにも関係ないようです。
犬の耳の形は、立ち耳タイプとたれ耳タイプに分けられますが、立ち耳タイプの方の聴力が優れています。
よく経験することだと思いますが、家族の誰もご主人の帰りに気付かないのに犬が玄関口まで迎えに出て行くことがあります。
これはその優れた聴覚により、遠くからのご主人の帰ってくる足音などを聞くことができるためです。

 

犬に与えてはいけないもの

牛乳(人用)・チーズなどの乳製品は犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 犬は牛乳に含まれる乳糖をうまく分解出来ない為に、下痢を起こす事が有ります。

 

イカ・エビ・タコ・クラゲは犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 生ものや消化しにくい食べ物は、犬の消化不良や嘔吐の原因になります。

 

ソーセージ・ハム・かまぼこ・サラミ・ベーコンは犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 人の好みに合わせて作られていますので、犬にとっては塩分や脂肪分など過剰な摂取となります。

 

チョコレートは犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 下痢や嘔吐・尿失禁やけいれんなどの発作の原因になり、心臓と中枢神経を刺激して中毒を起こす事があります。

 

コショウ・とうがらし・わさび・生姜は犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 犬の胃を刺激し負担をかけ、更には感覚を麻痺させる事もあります。

 

お菓子は犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 犬の肥満・糖尿病・歯周疾患の原因になります。

 

ピーナッツ・かに・しいたけは犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 消化不良を起こす犬がいます。

 

かにの甲羅・貝類の殻・鶏の骨・魚の骨は犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 縦に割れて犬の気管や喉、胃袋や腸に突き刺さる恐れがあります。

 

クッキー・せんべいは犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 犬にとっては塩分が強かったり、甘味料が入ったりしているので良くありません。

 

生卵は犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 犬は生の場合白身を消化しないので、黄卵だけにするか煮たり焼いたりして与えてください。

 

塩分の多い食品は犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 塩分の過剰摂取は、腎臓や肝臓に負担が掛かります。
人間にとって適量でも、犬には多すぎます。

 

冷たい食べ物は犬に与えないようにしましょう。

 

なぜ・・・ 冷たい食べ物は、犬のお腹を冷やしてしまい下痢をしやすくなります。

 

レバーは犬に与え過ぎないようにしましょう。

 

なぜ・・・ ビタミンAが多くそのほかのミネラルも含んでいますが、あげ過ぎると筋萎縮や体の痛みなど引き起こします。

 

仕事や家事、勉強、お付き合いなどと毎日が忙しいですね。
できればペットの買い物はたっぷりと時間をかけてやりたいのですが、それもなかなかままならないのでは。
まとめ買いをすれば、貴重な時間が節約できます。
節約したその時間で、犬や猫などのペットと一緒にいる時間を増やしてやりたいですね。